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× [PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。 プラチナ高騰 利用は宝飾品だけでなく… 化粧や健康、自動車関連に拡大 結婚指輪で知られるプラチナ(白金)が高騰している。東京工業品取引所(商品先物)では一グラム=五千円を超え、今月に入り最高値の更新が続く。宝飾品用にとどまらず、化粧品、食べ物、自動車触媒などへ用途が広がり、需要も注目度も押し上げている。 (松井学) ドラッグストア最大手のマツモトキヨシの店頭には、「白金ナノコロイド」を配合した美容液、シャンプー、栄養補助食品などが並ぶ。その数は「百アイテムまで増えた」(経営企画部)。白金を超微粒子にまで加工して人体に作用しやすくすることで、シミやシワなどの原因となる活性酸素を取り除く効果があると、女性誌などで紹介されたことが人気のきっかけだ。昨年七月、いち早く化粧品の新製品に応用したロート製薬は「売れ行きは好調」と手応えを示す。 国立健康・栄養研究所が公表している情報では、白金ナノコロイドの素材自体には人に対する有効性について現時点で、「信頼できる十分なデータ(文献)は見当たらない」。まだ効果は不明だが、最近はガムやヨーグルトに配合した商品も登場している。 東京工業品取引所によると、実際の需要は「自動車触媒用の伸びが目立ち、化粧品や食品用は微々たるもの」という。相場高騰は「白金相場に連動する上場投資信託がロンドン市場に登場し、白金の商品取引自体も増えるとの見方が出た」ことが背景とみられている。 宝飾用は二〇〇〇年に需要の六割を占めたが、〇四年には需要の約三割に減った。代わりに、自動車触媒をはじめ工業用が大半を占める。燃料電池車の電極や、ディーゼルエンジンの窒素酸化物を分解する触媒として白金が用いられる。 日本では、白金はリサイクル品以外はすべて、南アフリカやロシアなどから輸入している。「世界中で年間供給量は百九十四トンで、金の約二十分の一」(田中貴金属工業)と供給量が限られる希少金属(レアメタル)だけに、需給は逼迫(ひっぱく)しがちで、価格動向から今後も目が離せなくなりそうだ。
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